「ブレーン」誌・青山デザイン会議に掲載

brain201002
広告クリエイティブ・デザインの専門誌「ブレーン」2010年2月号に、柿沼康二×挾土秀平×和田 智の鼎談が掲載されました。
ブレーン 2010年2月号(12月28日発売)
定価:1,070円(税込)
青山デザイン会議:ジャパン・オリジンに世界が注目
柿沼康二×挾土秀平×和田 智
特集: 広告を変える先端技術
特集: 発想を豊かにするユニバーサルデザイン
web http://www.sendenkaigi.com/hanbai/magazine/brain/
(web上で一部記事をご覧いただけます)

青山デザイン会議:ジャパン・オリジンに世界が注目
いま、世界の各地で日本ブームが起きています。英国のとあるジャーナル誌は、日本のことを「近代と古代が共存したユニークな文化。その意外性に魅了された」と評し、観光客満足度No.1国に選出。フランスのミシュランガイドは、「東京が世界一の食通都市であると評価している通り、日本の食文化はバラエティに富んでいるのでどんな人をも満足させることができる」と解説しました。デザインの分野においても”禅”の意識にはじまる日本文化への関心の高まりは、繊細で緻密な工芸品やハイブリッド・カーを代表する先端技術、まんが・アニメなどのサブカルチャーなどに広がりを見せています。欧米にとってアジアはコピー文化。そう揶揄されていた昔、いまこそ堂々とジャパン・オリジン(日本らしさ)を世界に向けて発信する時期にきているのではないでしょうか。ですが、そもそもジャパン・オリジンとは何でしょう?明治以降、いや戦後の高度経済成長期からはじまる欧米への憧憬は、本来あるべき日本のデザインや表現を変えていったようにも思えます。日本固有の表現、日本の美しさ、アイデンティティとは何なのか?今回はこのテーマで書家/アーティストの柿沼康ニさん、左官技能士の挟土秀平さん、プロダクトデザイナーの和田智さんの3名が話し合いました。